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鹿児島弁辞典

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「え」

:良い 「ご無礼(ぶれ)さあ 写真写(うつ)いが 良(え)ち吐(か)えっ [小森寿星]」「強(つ)え寒(かん)に 朝飯(あさめ)しゃ良(え)がち 不精(ふゆし)女房(かか) [楠八重渓流]」
:家 「下戸(げこ)が家(え)で 謎を掛(か)くいが 焼酎(しょ)ちゃ出(で)らじ [有馬湧声]」「子宝が 家屋敷(えやし)く全部(ずるっ) 売(う)い払(は)るっ [小森寿星] 」
:酔い 「女房(かか)ん目い 連(つ)れん友達(どし)ずい 酔(え)が醒(さ)めっ [日高山伏]」「安(や)し会費 腹も満(み)たらにゃ 酔(え)もならじ [山田竜生]」
:よく~(動詞の否定、反語、打消しなどを伴って不可能の意を表す) 「パチンコにゃ 行(い)って募金な 得為(えせ)ん奴(わろ) [米元年輪]」「湯の御馳走(ごっそ) 温(ぬ)りた得言(えゆ)わじ 礼(で)どん言(ゆ)っ」
えい・えっ:選ぶ 「不況風(ふきょかぜ)い 選(え)いも選(え)らんも 職(しょっ)が無(の)し [山口徹芯]」「選(え)い残(のこ)ゆ 連れ添(そ)っ笑(わ)るた 五十年 [松下青雲]」
えい:衿・襟 「慣(な)れん着物(いしょ) 肥満(だんべ)あ首(くっ)が 衿(え)い沈(しず)ん [今井夢紫]」「衿(えい)の口紅(べ)に 疑(うた)ごた顔(つら)で 睨(ねぎ)い女房(かか)」
えいあし:襟足 「湯上(ゆあ)がいの 衿足(えいあ)し残(のこ)い 硫黄(いお)ん匂(かざ) [下栗妙子]」
えいごのん:選り好み 「選(え)い好(ごの)ん ごっといカスば 引(ひ)っ当(あ)てっ [澤津乙名]」
えいたくっ:選びまくる 「選(え)いたくっ 手垢をつけっ 買(こ)わん奴(わろ) [塚田黒柱]」
えいのこい:残り物 「選(え)い残(のこ)ゆ 連(つ)れ添(そ)っ笑(わ)るた 五十年 [松下青雲]」
えいまっ:襟巻き 「襟巻(えいまっ)が 窮屈(きくっ)ぬしちょい 短(みし)け首(くっ) [諸木小春]」
えいよ:栄養 「禿頭(はげびんた) 栄養(えいよ)はずるい 眉毛(めげ)がとっ [栫 路人]」「子ん栄養(えいよ) 給食(きゅうしょ)き頼(たよ)い 不精(ふゆし)女房(かか) [津曲とっこ]」
えうつい:引越し・転居 「引越(えうつ)いな 焼酎屋(しょちゅや)かあ先(さ)き 挨拶(えさ)つしっ [村野兵六]」
えかげん:いい加減 「良(え)加減な 説教(せっきょ)じゃ効(き)かん 反抗期[西迫順風]」「実(みの)や無(な)か 見合(みえ)い良加減(えかげん) 疲(だ)れがきっ [永徳天真]」
えぎれ:空腹のきわみ・食べ物にありつけない状態 「食切(えぎ)れ亭主(とと) 半端腐(ねま)った 団子(だご)も食(く)っ [江平光坊]」「仮病(つくいびょ)が 食切(えぎ)れなったか 這出(へで)っ来(き)っ [三條風雲児]」
えぐい:抉る
えくれ・えくれぼ・えくろ・えくろぼ:酔漢・酔っ払い 「酔払坊(えくれぼ)が 案山子(かか)し道(み)ちょ尋(き)っ やれ叫(おら)っ [凡栽]」「酔(えく)れ亭主(とと) 女房(おか)て他人の 挨拶(えさ)つしっ [有川南北]」
えご:笑顔 「若白髪(わかした)げ 笑顔(えご)で茶髪(ちゃぱっ)が 席(せ)く譲(ゆず)っ [深道好之]」「カメラをば 向(む)くれば笑顔(えご)ん 百歳(ひゃっ)の祝(ゆえ) [吉岡道場]」
えさっ:挨拶 「悔(くや)んの座(ざ) 挨拶(えさ)ちゃ涙(なんだ)が 言(ゆ)っくれっ [平瀬芙蓉]」「沸かんごっ 満杯(がんぶい)入(い)れっ 挨拶(えさっ)ぢょか [野間口鈴女]」
えさっぢゃ:口先だけでお茶に誘うこと 「挨拶(えさっ)茶(じゃ)ち 気付(きづ)かじ婆(ばば)あ 腰(こ)す据(す)えっ [棈松睦酔]」
えさっぢょか:口先だけでお茶に誘うこと・挨拶上手 「沸かんごっ 満杯(がんぶい)入(い)れっ 挨拶(えさっ)ぢょか [野間口鈴女]」」「口(くっ)のぶん やれ滾(たぎ)っちょい 挨拶(えさっ)ぢょか [森山厚香]」
えざめ:酔い醒め 「酔醒(えざ)めたや 見知(みし)たん奴(わろ)が 隣(とな)い寝(ね)っ [有川南北]」
えじ:ずるい 「えじわろ」(狡猾漢) 「高価(た)け壜(びん)で 並(なみ)焼酎(しょちゅ)を出(で)た 狡(え)じ女将(おかみ) [大重爆笑]」「狡(え)じ奴(わろ)が 人ん懐(つくら)を 当てい飲(ぬ)っ [枦山一球]」
えしゃっ:会釈・挨拶 「会釈(えしゃっ)上手(じょす) 一皮剥けば 厳(いみ)し婆(ばば) [谷口楽狂]」「選挙車(せんきょしゃ)ん 日焼け顔(つら)どみ 空会釈(からえしゃっ) [上治唐船狂]」
えしょう:相性
えしれん:余計な 「何処じゃ誰(だい) えしれん奴(わろ)が 一人(ひと)や居(お)っ [楠八重渓流]」「効(き)っ言(ちゅ)えば 得知(えし)れん草も 煎(せ)じっ飲(の)ん [吉岡道場]」
えず:合図
えずらしか:いやらしい・気味悪い・怖ろしい
えそ:愛想 「愛想(えそ)ん無(な)か 医者い血圧(けつあ)ちゃ はね上(あ)がっ [三條風雲児]」「さいも長(な)ご 生(い)きれち嫁が 義理(ぎい)の愛想(えそ) [久永桂心]」
えだ:牛馬の骨格 「骨格(えだ)が良(え)ち 牛(べぶ)どん褒(ほ)めっ 借(か)ろち肚(はら) [稲留明天]」
えたてゆえ:新築祝い 「新築祝(えたてゆえ) ことろしゅ良(ゆ)もね 家(え)を褒(ほ)めっ [日高山伏]」「上棟祝(えたてゆえ) まこて賑(にっぎゃ)け 過疎ん村 [内村仏心]」
えちっ:追いつく えちかん:追いつけない 「逝(い)た姑(しゅと)ん 味(あ)じな追(え)ちかん ふくれ菓子 [永徳天真]」「其処(そ)け見(み)ゆい バスい追付えちかん 歯痒(はが)い足(ごて) [上山天洲]」
えつ:灸 「自惚(うぬぼ)れが 過ぎっリコール 大(ふ)とか灸(えつ) [田原大黒]」「厳(いみ)し爺(じ)を 返報(へんぽ)ち灸(えつ)で 叫(おら)ばせっ [山田竜生]」
えっ:駅 「過疎ん駅(えっ) 往(い)っも復(もど)いも 我(わ)が一人(ひとい) [辰丸]」「どらやれち 駅(えっ)のホームで 孫(こ)を奪合(ばこ)っ [有馬二刀流]」
えっ:飽く・飽きる 「もへ飽(え)たか ほたい投(な)げちょい 高価(た)け玩具(おもちゃ) [森山厚香]」「お節(せち)にも 飽(え)たち茶漬けで 夕飯(いめ)ししっ [三條風雲児]」
えっ:妬く 「誰(だ)れ見(み)すい 化粧(けしょ)でもなかて 亭主(とと)が妬(え)っ [上田 格]」「悋気(じんき)女房(かか )持(も)てもせん亭主(て)し やあれ妬(え)っ [下栗志乃]」
えっ:置く 「卑(いいや)し人(た) 友達(どし)もそこそこ 距離を置(え)っ [鈴木芳子]」「飯(め)す食(く)とか 膳の片隅(かたす)み 薬(くす)ゆ置(え)っ」
えっ:選ぶ 「迷(まよ)たどん 容姿(よし)じゃ食(く)えんち 禿を選(え)っ [入来院彦六]」「選(え)った如(ご)っ 口(くっ)の達者な 女房(かか)ん友達(どし) [吉岡道場]」
えっ:焼く 「河原(こら)ん石(い)す 焼(え)っ解禁の 鮎ば追(う)っ [吉岡道場]」「医者ん咳(せ)き 診(み)て貰(も)ろかたも 心配(せわ)を焼(え)っ [満留ぐみ]」
えっ:開く 「拝(おが)まれっ ごろいと婆(ばば)ん 財布(ふぞ)が開(え)っ [原田菊男]」「可愛(む)ぜ鬼(おん)の 薄目が開(え)ちょい 隠(かく)れんぼ [福冨野人]」
えっ:海老 「干海老(えっ)の出し 餅(もっ)の汁(しゅ)や婆(ば)ん 味(あっ)がしっ [岩崎美知代]」
えっがね:伊勢海老 「活作(いっづく)い 伊勢蝦(えっがね)が爺(じ)を 頻(や)れ睨(ねぎ)っ [堂園楽志]」
えつくい:家作り
えっぼ:笑窪
えて:相手 「相手(えて)も無(の)し 婆様(ばさま)あ猫と恋(こ)ゆ語(かた)っ [北村虎王]」「八十(はちじゅ)婆(ばば) 三歳児(みっつご)相手(えて)い 口争(くっいさ)け [中間紫麓]」
えど:餌 「犬(いん)に言(ちゅ) 貰(も)ろた残(のこ)いが 亭主(とと)ん餌(えど) [瀬戸口湯気]」「女房(か)け抗(む)こた 犬(いん)にそろいと 餌(えど)をやっ [林 夢太郎]」
えなおい:転居・引越し
えなおし:家の修理・移築
えのうち・えのうっ:家の中 「家系図が ないな家(え)の内(う)ちゃ 火の車(くいま) [那加野黎子]」「身は飾(かざ)っ おいが家(え)の内(う)ちゃ 取(と)い散(ち)れっ [崎山典子]」
えのそら:天井裏・屋根 「天井裏(えのそら)で 青大将(やまたろ)が家(え)を 守(まも)っちょっ [野間口鈴女]」「飼(こ)ちゃおらん 鼠(ねず)ま天井裏(えのそ)れ 運動会(うんどかい) [倉元天鶴]」
えは:相槌 「義理(ぎい)の相槌(えは) 気力(あや)も無(な)かどん 間(ま)も悪(わる)し [片平桜子]」「逝(い)た亭主(とと)い 相槌(えは)は無(な)かどん 今日(きゅ)も語(かた)っ 田中末木]」
えぼ:付箋 「どけ行(い)たか 手紙(てが)ま絵府(えぼ)どが 付(ち)て戻(もど)っ [小原庄太郎]」「飛行場(ひこうじょ)い 絵符(えぼ)付(つ)っで来た 孫を抱(で)っ [西迫順風]」
えぼし:とさか・鶏冠 「厳(いみ)し女房(かか) 亭主(とと)ん鶏冠(えぼ)すば 噛(か)ん千切(ちぎ)っ [松永 直]」「雌鶏(めんどい)が 烏帽子(えぼ)す噛(か)んじょい 首相(しゅしょう)が家(え) [原田菊男]」
えやしっ:家屋敷 「家屋敷(えやしっ)が 広(ひ)れとも堪(の)さん 独(ひと)い住(ず)め [有川南北]」「子宝が 家屋敷(えやし)く全部(ずるっ) 売(う)い払(は)るっ [小森寿星]」
えらっ・えらん:選ぶ 「混浴(こんよっ)が 決め手いなった 宿選(えら)っ [堂園三洋]」「夫婦(みと)喧嘩 百均(ひゃっきん)皿を 選(えら)っ割(わ)っ [満吉満秀]」
えれ:偉い えろ:偉く 「俺(お)や偉(え)れち 犬(いん)が先(さ)く行(い)っ 爺(じ)の散歩 [石塚律子]」「偉(え)ろなろち 一枚(いっめ)じゃ足(た)らん 舌が要(い)っ [植村聴診器]」
えんぐん:縁組
えんこ:遠足 「子の遠足(えんこ) コンビニ料理(じゅ)ゆば 背負(かい)わせっ [深道好之]」「名目(な)は研修(けんしゅ) 気分な遠足(えんこ) 歌も出(で)っ [東 松子]」
えんじょ:遠慮 「雪(ゆっ)の肌(は)で 灸(えつ)も遠慮(えんじょ)を して燃(も)えっ [永吉モンロー]」
えんず:豌豆 「豌豆(えんず)飯(め)し 匂(に)えとめ家族中(けねじゅ) 食(く)競(ぐ)らんご [六田紫好]」
えんそら:天井・屋根裏 「爺(じ)が叱(く)ろち 天井裏(えんそ)れ隠(か)きた 焦がれ鍋 [一珍]」
えんどえ:縁遠い 「縁遠(えんど)え娘(こ) 賞味期限が 気(き)いかかっ [樋口一風]」「階段(きざはし)が 縁遠(えんど)おなけた 寺参(てらまえ)い [樋口一風]」
えんぴっ:鉛筆 「鉛筆(えんぴっ)が まこて気の重(お)び カンニング [村田子羊]」「勉強嫌(べんきょぎ)れ 鉛筆(えんぴっ)削(けず)い 暇が要(い)っ [福冨野人]」
えんぽ:遠方
えんむすっ:縁結び

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