はじめに

このページでは鹿児島の郷土文芸の一つである薩摩狂句を紹介します。
薩摩のお国言葉で庶民の喜怒哀楽や人生の機微・社会への風刺などを17文字で表現したものです。
鹿児島弁や鹿児島の風習・風俗をよく知らない若い人達や他県の方々には難解でしょうが、ここではできる だけ分かりやすい句を選んで載せるつもりです。
薩摩狂句は鹿児島弁に漢字の当て字を使用し、振り仮名をつけますので( )の中に振り仮名を入れました。
現在鹿児島では薩摩郷句誌「渋柿」・さつま狂句誌「さんぎし」・薩摩狂句誌「にがごい」の三つの月刊誌 が発行されています。
薩摩狂句に少しでも興味をもっていただける方が増えたらいいなと願っております。

薩摩狂句とは?

川柳を母体とする薩摩狂句が生まれたのは明治41年、現在の南日本新聞社の前身である鹿児島新聞の 社員三人が創始者とされます。
この三人は鹿児島県人ではなかったというところが面白いですね。
最初の頃はやはり稚拙なものであったようですが、大正時代に花開き、戦前の昭和時代に第一黄金期を 迎えますが、戦中戦後の混乱期に一時は消滅の危機にありました。
昭和25年より三條風雲児先生が創始以来初めての薩摩狂句誌「渋柿」を創刊し、命脈をつなぐことができた とのことです。
以来、新聞・ラジオ・テレビなどにも取り上げられ、多くの鹿児島県人に愛されています。

薩摩郷句誌「渋柿」

薩摩狂句生みの親、故三條風雲児先生が昭和25年7月1日創刊された薩摩狂句界の老舗。
誌代は月額500円(4ヶ月分以上前納)お申し込みは
郵便振替口座番号02050−6−3121
加入者名:渋柿会

さつま狂句誌「さんぎし」

狂句界の中堅。”さんぎし”は鹿児島弁で竹馬のことです。
誌代は月額500円(4ヶ月分以上前納)
お申し込みは郵便振替口座番号02050−2−9911
加入者名:さつま狂句さんぎし

薩摩狂句誌「にがごい」

平成19年6月1日塚田黒柱氏が創刊。
狂句界の新興勢力ですが、「渋柿」と両方に入会されている方も多いようです。
誌代は月額500円(4ヶ月分以上前納)
お申し込みは郵便振替口座番号01740−8−65560
加入者名:塚田哲郎