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薩摩狂句

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薩摩狂句の作り方

ここでは簡単に薩摩狂句の作り方を紹介します。
このページは「薩摩狂句 ~その歴史・作り方・味わい方~」三條風雲児著 株式会社南日本放送発行から引用させていただきました。

1.素材と表現
薩摩狂句は「社会・風俗・人心を素材として、それに狂句味を加え、かごっま弁で表現する17文字の詩である」と定義されます。
庶民の喜怒哀楽や社会現象・人生の機微などを時にはやさしく、時には厳しく、あるいは皮肉に見すえ、かごっま弁ならではの味わい深い言葉で表して人々の共感を誘うというものです。
ただ事象をストレートに表現するのではなく、そこに滑稽味・皮肉味・穿ち味・真実味・諧謔味などの味を狂句に盛り込まなくてはならないといえます。

2.字数と字音の数え方
薩摩狂句は、基本的には五・七・五の17音字で表現されますが、8音と9音の17音字の場合でも全体のリズムを損なわなければよしとされます。
また、できるだけ字余りや字足らずにならないように作句したいものですが、やむをえない場合もあります。
音字の数え方については、拗音は2字で1音字と数えます。
例をあげると「焼酎」(しょちゅ):2音字
他の撥音・促音・長音などは1音字として数えます。

3.漢字・振りがな・送りがな
薩摩狂句はかごっま弁に漢字を当てて、ルビをふって表します。
決まりきった漢字を当てる場合もありますが、句の意味合いによって漢字の当て方の使い分けが必要なものもあります。
適切な漢字の当て方は多くの句を鑑賞して覚えるしかないようです。
また、かごっま弁は名詞や動詞・形容詞の語尾が助詞と結びついて様々に変化しますので、振りがなや送りがなの使い方も独特なものがあります。
助詞の働きをもったときには語尾は送ります。
無責任な言い方になりますが、これも慣れるしかないでしょう。

4.課題吟と雑吟
薩摩狂句は、与えられた課題を詠む場合と自由に素材を選んで詠む句とがあります。
課題吟の場合に気をつけたいのは、課題の意味を取り違えたりしないように吟味すること、人と違った発想で課題に取り組むことです。
雑吟の素材はどこにでもありますのでかえって焦点がしぼれず、作りにくいといえますが、物事を狂句眼で見、狂句心で感じるクセをつけられればいいいのではないでしょうか?

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