逆引き辞典「ゆ」
「ゆ」
湯あたり:ゆだれ・ゆどれ 「湯疲(ゆど)れ女房(か)け パンツかあ先(さ)き 着(き)れち叱(が)っ [上別府印句]」
遺言:いおき・ゆおき・ゆおっ 「呆(ぼや)し
爺(とと) 言(ゆ)う度(かし)違(ち)ごた 遺言(ゆお)くしっ [谷村まさゑ] 」
結う:ゆ・ゆっ 「小竹壁(いらさかべ) つん折(ご)っ婆(ばば)あ 髪(かん)ぬ結(ゆ)っ [野間口鈴女]」
夕方:あかくろもと・あこくろ・よのいもて・よのへい・よろいもて 「夕方(よのいもて) 関所(せきしょ)い
見(み)ゆい 赤提灯(あかちょちん) [池上黒ぢょか]」
友人:どし 「遊(あす)じょって 友人(どし)の葬式(おんぼ)ん 義理(ぎ)ゆば欠(け)っ [有川八味]」
夕立:さだち・さだっ 「来た
夕立(さだ)ち ダッシュをかけた 爺(じ)は元気 [西ノ園ひらり]」
裕福な:ゆつらし 「厳(いみ)し婆(ば)も 裕福(ゆつら)し顔(つら)ん 年金日 [猪八重清香]」
昨夜(ゆうべ):ゆべ・ゆんべ 「
昨夜(ゆべ)吠えた 虎が夜明けにゃ ニャンち言(ゆ)っ [種子田 寛]」
夕飯:いめし・ゆめし 「
お帰りも 無(な)かや夕飯(いめし)も 先(さ)き食(く)ろっ [石塚律子]」
有力者:つえたっ 「幹部(つえたっ)が あっちゃならんち 頭(びんた)下(さ)げ [おんじょどい]」
幽霊:ゆれ・ゆり
床下:いかんした・ゆかんした・よかした
浴衣:ゆあがい
歪む:よがむ・よがん
雪:ゆっ 「雪(ゆっ)だるま たった一日(ひしち)で ダイエット [永田酒楽]」
雪明り:ゆっあかい
行き合う:いっきょ
行き過ぎる:いっすい・いっすっ 「知(し)たん態(ふ)で 親(おや)と行(い)っ過(す)い 十八(じゅはっ)
青年(にせ) [岩崎美知代]」
行き届く:ゆっとどっ
湯気:ほけ 「露天風呂 湯気(ほけ)が肥満(だんべ)を 美人(シャン)にしっ [折田さくら]」
譲る:ゆずい・ゆずっ 「
ボーナス日一日(ひして)天下を亭主(て)し譲(ゆず)っ [津留見酎児]」
揺する:ゆさぶっ・ゆすっ 「むくれ亭主(と)て ど温(ぬ)りビールを 揺(ゆ)すっ出せ [宮田隆翔]」
揺らす:ゆさぶい・ゆさぶっ
揺られる:ゆられっ 「霜目白(しもばなし) 小枝(こえ)で揺(ゆ)られっ 蜜(みっ)ば吸(す)っ [狩俣康俊]」
揺れる:ゆるい・ゆるっ・ゆれっ
揺れてる:ゆれちょい 「噛(か)ん殺(こ)れた 笑(わ)れが揺(ゆ)れちょい 二段腹(にだんばら) [塚田黒柱]」
茹だる:いだっ・ゆだっ
茹でる:いでっ・ゆでっ
ゆっくり:ゆっくい
ゆとり:ゆとい
ゆとりがある:ゆつらし 「所帯繰(しょてぐ)いが 良(よ)かか裕福(ゆつら)し 顔(つら)をしっ [新田フサ]」
指:いっ・いび・ゆっ 「原爆(げんばっ)を 許(ゆる)さん指(ゆっ)が 天ぬ突(ち)っ [鶴田昌憙]」
指切り:いびきい・ゆびきい 「
指切(ゆびき)いで 長生(ながい)くしてち 可愛(む)ぜ約束(やっじょ) [永徳天真]」
指輪:いっがね 「指輪(いっがね)ん
サイズも知(し)たん 可哀相(ぐら)し女房(かか) [松元清流]」
弓:ゆん
緩い:ゆり・ゆるか 「結(むす)っ目が 緩(ゆ)りかったたろ 離婚(わかれ)騒動(そど) [茶里]」
緩く:ゆる
緩む:ゆるん
緩める:ゆるむい・ゆるむっ