中村雲海 |
今年どま 娶(も)ろど嫁(い)っどち 語(かた)い兄妹(きょで) |
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人ん良(よ)か 人ち舐(な)めたや 絡(から)まれっ |
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安(や)し味噌は 思(おも)わん料理(じゅ)ゆば 狂(くる)わせっ |
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責任の 先(さ)き見えたとは 遣(や)い気じゃっ |
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乾杯は 焼酎(しょちゅ)でしかせん 頑固(いっこっ)爺(じ) |
有川南北 |
辛(つ)れ総理 実行(や)ろも身内(みうっ)が 足(あ)す引張(そび)っ |
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首尾(び)のとれん 改革(かいか)か年中(ねんじゅ) 先送(さっおく)い |
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一度(いっ)だ死(し)ん また這上(へあ)がった 八ツ場(やんば)ダム |
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解散ち 吼(ほ)ゆい総裁(そうさ)や 何時(いっ)も同語(ぐゎい) |
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臍曲(へそま)がい 潮時(しお)い構(か)めなし はっ逝(ち)たっ |
弓場正己 |
一旗を 揚(あ)ぐち出た限(ぎ)い 沙汰も無(の)し |
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顔(つら)よっか 金(ぜん)が目当てで 貰(も)ろた女房(かか) |
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何(ない)じゃろが 行列(ぎょうれ)つ見れば 並(な)るっ女房(かか) |
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憎(にく)まれが 長生(ながいっ)の元(もと) 家(やど)ん爺(じじ) |
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好(す)っじゃれば 年齢(とし)の差は無(な)か 適齢期 |
堂園三洋 |
全力(ぜんりょっ)で 頑張(きば)っ退職(やめ)たや 粗大塵(そだいごん) |
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底無しが たったの五合(ごんご) 提(さ)げっ来(き)っ |
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沢山(ずばっ)書(け)っ 切手が足(た)らん ラブレター |
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象(ぞ)ん鼻は 俺(おい)が手よっか 器用(じく)いあっ |
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パチンコで 儲(も)けっ回転(まわ)らん 寿司(す)すば食(く)っ |
永徳天真 |
手を挙げた 横杵(よん)げ溜息(ういっ)の 郷中(ごじゅ)ん寄合(よい) |
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道路端 立(た)っ止(ど)まらせた 夫婦(みと)喧嘩 |
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恋言(ちゅ)とは 押(お)したい引(ひ)たい 難(むっか)すし |
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可愛(む)ぜ口(く)つば 尖(とんが)らかせっ 議(ぎ)を言(ゆ)孫 |
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好(す)っ好(す)っち 傍(そば)を離(はな)れん 可愛(む)ぜ女房(おかた) |
樋口一風 |
サクラサク こいかあ親が 頑張(きば)っ番 |
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頭割(びんたわ)い すればどしこも 無(な)か遺産 |
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少(ち)す治(ゆ)なっ 看病(かびょ)しん嫁い もへ悪口(あっご) |
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横(よん)ご爺(じ)あ 煙(け)びかち孫も寄(よ)いつかじ |
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物好(ものず)っが 何(ない)の列(れっ)じゃか 並(な)るんみっ |
天 |
波(なん)の追(う)て パンツも濡れた 浜遠足(はまえんこ) [西 幸子] |
地 |
こらしたい 何(ない)の足(た)しなろ バス遠足(えんこ) [上薗佳笑] |
人 |
春(はい)遠足(えんこ) 母(はほ)が喜(よろ)くだ 石蕗(つわ)土産 [北村虎王] |
五客一席 |
朝寝しっ 遠足(えんこ)ん後(あと)を 追(う)た弁当(べんと) [津留見一徹] |
五客二席 |
良(よ)か天気 遠足(えんこ)日和(びよい)に 弾(はず)ん足 [山元自在鉤] |
五客三席 |
デーケアん 遠足(えんこ)が嬉(うれ)し 婆(ば)の一日(ひして) [西ノ園ひらり] |
五客四席 |
孫遠足(えんこ) てるてる坊主(ぼ)ずば 軒下(のっ)べ吊(つ)っ [市来流星] |
五客五席 |
遠足(えんこ)言(ちゅ)が 全(まっ)で歩(さる)かん バス旅行 [江口紫朗] |
選者吟 |
幼(こ)め遠足(えんこ) ずばっ茅花(つばな)を 摘(つ)ん帰(もど)っ |
横綱(東) |
朝帰(もど)い 木戸で待(ま)っちょい 鬼(おん)の女房(かか) [日隈英坊] |
横綱(西) |
鬼(おん)が出(で)っ 桃太郎(ももたろ)が泣(ね)た 保育園 [中間紫麓] |
大関(東) |
千匹(せんびっ)の 鬼(おん)よい厄介(やっけ) 姑(しゅと)小姑(こじゅと) [石塚律子] |
大関(西) |
鬼(おん)になっ デーケアい遣(や)っ 介護疲(だ)れ [吉岡道場] |
関脇(東) |
実家でな 鬼婆(おんばば)などち 言(ゆ)放題(ほで)言(ゆ)っ [澤津乙名] |
関脇(西) |
寒稽古 心を鬼(おん)に 送(おく)い出(で)っ [楠八重渓流] |
小結(東) |
内心(ねしゅ)ん鬼(おん) 豆播(まめま)っどんじゃ 出ていかじ [樋渡草団子] |
小結(西) |
可愛(む)ぜ鬼(おん)の 薄目が開(え)ちょい 隠(かく)れんぼ [福冨野人] |
筆頭(東) |
鬼(おん)の千 小姑(こじゅと)一人(ひと)い 叶(かな)わせじ [石原ミエ子] |
筆頭(西) |
鬼(おん)にした 子が帰(もど)らんち 大騒動(うそ)でなっ [埀野剣付鶏] |
二枚目(東) |
厳(いみ)し姑(しゅ)て 将来(さ)か看(み)らんどち 鬼(おん)の嫁 [西 幸子] |
二枚目(西) |
ママゴンが 鬼面(おんづ)れなって 子を育(お)えっ [上山天洲] |
三枚目(東) |
鬼嫁(おんよめ)ち 言(ゆ)ながい嬉(うれ)し 態(ふ)の亭主(とのじょ) [諸木小春] |
三枚目(西) |
鬼役(おんやっ)の 姑(しゅと)い本気で 投(な)ぐい豆 [萬福平次] |
四枚目(東) |
節分で イクメン父親(ちゃん)な 鬼(おん)になっ [福山吉連] |
四枚目(西) |
俺(お)ゆ見れば 鬼(おん)が来た言(ちゅ)て 子供(こ)は逃(に)げっ [前村泰山] |
五枚目(東) |
九面(くめん)太鼓(でこ) 鬼気迫(せま)っよな 神楽舞(も)っ [有馬純秋] |
五枚目(西) |
大世間(うぜけん)な 鬼(おん)ばっかいの 冷(つん)て娑婆 [弓場正巳] |
六枚目(東) |
腕白小僧(きかんたろ) 似合(にお)た役(やっ)じゃち 鬼(おん)になっ [新地十意] |
六枚目(西) |
怒(はら)かけば 鬼(おん)も逃(に)ぐそな 女房(かか)ん顔(つら) [米元年輪] |
七枚目(東) |
ち酔(よく)ろっ 帰宅(もど)りゃ玄関(ふんご)み 鬼(おん)が居(お)っ [山元自在鉤] |
七枚目(西) |
家族(けね)ん幸(さ)つ 火の粉い願(ね)ごた 鬼火焚(おんびたっ) [桑元行水] |
八枚目(東) |
俺(お)いな鬼(おん) 孫にゃ仏(ほとけ)ん 女房(かか)ん顔(つら) [伊地知 孝] |
八枚目(西) |
追出(うだ)された 鬼(おん)が暖簾で 盃(ちょ)く替(か)えっ [入来義徳] |
親方吟(東) |
退職(やむ)い朝 鬼(おん)の課長の 目い涙(なんだ) [西ノ園ひらり] |
親方吟(西) |
鬼(おん)になっ 寡婦(おなご)一人(ひとい)で 子を育(お)えっ [樋口一風] |
大脇保子 |
バスが来(き)っ 眉毛(めげ)は高(た)こ低(ひ)く 走(はし)い出(で)っ |
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横(よん)ごいな 下から行(い)たっ 機嫌とい |
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長電話 猫が喜(よろ)くっ 御馳走(おそ)ゆなっ |
尾崎美智子 |
イヤリング 薄(う)し耳朶(みんちゃ)べな 釣(つ)い合(よ)わじ |
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女房(うっかた)も 月(つっ)の明(あ)かいじゃ 美人(シャン)になっ |
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新(に)けズボン 煙草で穴(ほ)げた ぼやし亭主(とと) |
織田岳児 |
不合格(おて)た同士(どし) 寝転(ねこ)ろだ土堤(ずべ)い 散(ち)い桜 |
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風が無(の)し 竿い抱(だ)っ付(ち)た 鯉幟(こいのぼい) |
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不精(ふゆ)をしっ 台所(おすえ)は茸(なば)ん 傘が咲(せ)っ |
小原庄太郎 |
焼酎(しょちゅ)臭(く)せち 飲めば寝場所を 変(か)ゆい女房(かか) |
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道(み)つ聞けば 杖を振(ふ)ったい 地面(じ)で書(け)たい |
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どけ行(い)たか 手紙(てが)ま絵府(えぼ)どが 付(ち)て戻(もど)っ |
書川水平 |
がっついの 其処は吐(か)やさん 占師(おせんとい) |
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添(そ)ゆい真似 味噌は杓文字(めしげ)い へばい付(ち)っ |
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身寄(みのきれ)い 被(かぶ)い覚悟(かっご)ん 印(はん)ぬ押(え)っ |
柿元棕櫚緒 |
返(かえ)い討(う)ち 遭(お)た碁は犬(いん)の 蹴(け)っ帰(もど)っ |
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表札(ひょうさっ)の 蒲鉾板い 蠅(へ)が止(と)まっ |
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大仏(だいぶっ)の 掌(てのひ)れ休(よ)くた 埃(ごん)落(お)とし |
筧 三平 |
荒縄で 縦横(たてよ)こ田舎(さと)ん 宅急便(たっきゅびん) |
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尼寺ち 知(し)たじ精一杯(せっぺ)な 発情(さかい)猫 |
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郷中(ごじゅ)ん猫 ずるっ連(つ)れ出(で)た 担売(いねう)い婆(ば) |
加治屋心眼 |
来年(でねん)どま 来年(でねん)どま言(ちゅ)っ 年(と)すば取(と)っ |
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片袖を 夕立(さだ)ち濡(ぬ)らけた 亭主(て)し悋気(じんき) |
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宝子(たからご)ち 養育(おえ)た後継(あとつ)ぎゃ 養子(よ)し這込(へく)っ |
金井一馬 |
来(く)い時刻(じかん) 小灯火(ことぼ)す針(はい)で 掻(か)っ立(た)てっ |
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坂上(さかの)ぼい 鼻を擦(こす)いめ 婆(ば)あ曲(ま)がっ |
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好(す)かん課長(かちょ) 胴上(ずあ)げで故意(わざ)き 取(と)い落(お)てっ |
上畝 勇 |
草が敵(てっ) 毎日(めにっ)戦争(ゆっさ)ち 爺(じ)は頑張(きば)っ |
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無理(むい)な願(ね)げ 姉を産(う)んでち 子が催促(せじ)っ |
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もへ父(ちゃん)と 風呂にゃ入(い)らんち 娘(こ)が言(ゆ)でっ |
上鶴信義 |
顔(つら)土産 病床(やんめ)ん母(かか)も 起(お)っ上(きゃ)がっ |
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子は多(う)けて 田舎(いな)け寂(とぜん)ね 独居(ひとい)世帯(じょて) |
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ダイエット あん肥(こ)え方(かた)じゃ 効(き)かすいめ |
上鍋平句郎 |
磨(みが)っ映(ば)え せん顔(つら)じゃっち 鏡(かが)ま言(ゆ)っ |
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秋風(あっかぜ)が 障子(しょし)の穴(ほげ)かあ 訪(こと)っ来(き)っ |
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高齢(とし)な衆(し)が 病院(びょいん)に出揃(でそ)ろ 休(やす)ん明け |
仮屋一正 |
駅弁な 一(ひと)っで足(た)ろち フルムーン |
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留守(ず)し行(い)たっ 庭い大(ふ)て字を 書(け)っ帰(もど)っ |
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下駄ん緒を すげたが縁で 結(むす)ばれっ |
度忘れで 済(す)ん内(う)ちゃ良(よ)かが 将来(さっ)が心配(せわ) [新地十意] |
嫁(い)かん肚(はら) 粗(あら)を言(ゆ)でけた 見合(みえ)ん娘(おご) [吉岡道場] |
下戸同士(どし)で 隅(すん)に曲(ま)がっせ ウーロン茶 [山元自在鉤] |
金(ぜん)切(ぎ)れか 女房(かか)ん物言(ものゆ)い 棘があっ [諸木小春] |
接待の ゴルフい一打(いっだ) 負(ま)くい腕 [中囿和風] |
何(ない)も無(ね)が 都会(まっ)のストレす 取(と)い田舎 [上薗佳笑] |
盗(ぬすと)焼酎(ぞつ) 俺(おい)よっか先(さ)き 息子(こ)が来(き)ちょっ [大西学老] |
茶飲(ちゃの)ん友達(ど)しゅ 世間じゃ是(こい)ち 小指(こゆ)ぶ出(で)っ [桜井吹雪] |
さすが社長(しゃちょ) 詫(わび)会見の 嘘涙(うそなんだ) [中囿和風] |
遠足(えんこ)でん なかやバナナあ 食(く)ちゃみらじ [石塚律子] |
雛祭(ひなじょゆえ) 兄(あにょ)はしおらしゅ 隅(す)み曲(ま)がっ [小野原一刀斎] |
鏡(かがん)かあ 膿(うん)が出(で)ろそな わぜ面皰(にくん) [丸田みとえ] |
疼(うず)っ歯を 焼酎(しょちゅ)で騙(だま)けた 休診日 [工藤天然] |
まだまだち 散(ち)い際(ぎ)うぇ悩(なや)ん 名選手 [永徳天真] |
万年暦(まんにょん)が 一声叫(おれ)っ 議(ぎ)は止(と)まっ [長山紫の君] |
窮屈(きくっ)ねち 二次会(にじか)や平社員(ひら)で 飲(の)ん直(な)えっ [原田菊男] |
砂糖(さと)焼酎(じょちゅ)が 亭主(とと)を肴(しおけ)い やれ賑(はず)ん [桑元行水] |
焼酎(しょちゅ)小指(こいっ) 卒業(そっぎょ)が出来(でけ)じ 平(ひら)止(ど)まい [楠八重渓流] |
反対を 拝(おが)ん倒した 熱(あ)ち二人(ふたい) [木強] |