おんじょどいの小屋

逆引き辞典「け」

「け」

計画:くめん・ぐん 「日曜(にちよ)農業(ざっ) 計画(ぐん)通(ど)い女房(かか)が 使(つ)け回(ま)えっ [北村虎王]」

稽古:けこ 「風呂場かい 親子賑(にっぎゃ)こ 九九(くく)ん稽古(けこ) [諸木小春]」

警察:けいさっ

計算:さんにょ 「貰(も)ろた野菜(やせ) 買(こ)えばどしこち 計算(さんにょ)しっ [亀甲万年]」

計算する:さんにょすっ・つもい・つもっ 「子分限者(こぶげんしゃ) 給付金ぬば 計算(つも)っみっ [石田霜降]」

計算高い:こまし 「太鼓腹(てこばら)あ 見かけいよらじ 吝嗇(こま)し奴(わろ) [小森寿星]」

計算違いする:つもいはずす

軽蔑する:けなぶっ・みさぐい・みさぐっ 「放蕩(なぐれ)亭主(て)し 犬(いん)も軽蔑(けなぶ)っ 吠(ほ)えかかっ [松永 直]」

刑務所:ずや 「DNA(ディーエヌエ) 牢屋(ずや)から無実(むじ)つ 帰還(もど)らせっ

痙攣:ひっつい

痙攣する:ひっつっ

けしからん:じもね・ずもね 「 返(もど)させじ 貸(か)せちまた来(く)い 無礼(じも)ね奴(わろ)[有村土栗]」

消し炭:きやすん・けやすん・けしずん

消す:きやす・けすい・けすっ・ひっきやす

消して:けせっ 「隣(つ)ぎゃ喧嘩(けんか) テレビも消(け)せっ 耳(み)む立(た)てっ [平中小紅]」

化粧:けしょ・しだし・つらみがっ 「サンプルで 全部(ずるっ)済ませた 婆(ばば)ん化粧(けしょ) [久永桂心]」

削る:へずい・へずっ・けずい・けずっ

削り取る:こさぐ・こさっ

桁違い:けたちげ

けちな人:けちごろ・つましごろ・かんじゃっごろ・かんちん 「吝嗇(かんちん)の 懐(つくら)で諭吉(ゆき)ちゃ 黴(こし)が生(ね)っ [平瀬芙蓉]」

血縁:みうっ

結婚:といえ 「結婚(といえ)当初(はな) 犬(いん)も惚気(のろけ)を 聞(き)かされっ [塚田黒柱]」

結婚式:ごぜんけ・ごぜむけ 「シーズンで 結婚式(ごぜんけ)続(つづ)っ 多(う)け親類(しんじ) [島田秀鼓]」

結婚当初:といえはな 「結婚当初(といえは)ね した約束(やっじょ)どま 最早(もへ)時効(じこう) [菅野茶畑]」

血色:いろひっ 「色艶(いろひっ)で 仮病(つくいびょ)を女房(か)け 見抜(みぬ)かれっ [吉岡道場]」

血色が良い:いろひっがえ・いろひっがよか

血色が悪い:いろひっがわり・いろひっがわいか

欠損:ほげ 「パチンコい 涼(すず)んけ行たっ 太(ふと)か損(ほげ) [吉元三智]」

血統:すじ・すっ・ちすっ 「血統(ちすっ)じゃろ 何処(どっ)か懐(なつ)かし 猿(よも)ん顔(つら) [大重爆笑]」

毛並み:けなん

毛抜き:けぬっ

毛深い:けぶけ

毛虫:ひげほじょ・ほじょ 「眉毛(めげ)は毛虫(ほじょ) そいかあ上(うえ)は 滑(すべ)い台 [平瀬芙蓉]」

下男:でかん 「下男業(でかんぎょ)も 半日(ひなか)か精一杯(せっぺ) 妻(かか)ん守(もい) [永田酒楽]」

仮病:つくいびょ 「色艶(いろひっ)で 仮病(つくいびょ)を女房(か)け 見抜(みぬ)かれっ [吉岡道場]」

下品:げさく・げさっ

下品な:げざらし・げざらしか・げさっか

下品に:げざらす

下品なハイカラ:よごれはいから

:けむい・けぶい 「色恋(いろこい)の 煙(けぶい)も立(た)たじ 四十(しじゅう)娘(おご) [樋口一風]」

煙い:けび・けびか・けみ 「煙(け)び 奴(わろ)が 居(お)らんにゃ集会(よい)も 笑(わ)れが舞(も)っ [小森寿星]」

煙臭い:けむくせ・けむいくせ

煙る:すぼい・すぼっ

蹴り:けい 「久振(さしかぶ)い妻(かか)い動悸(とため)っ蹴(け)ゆ食(く)ろっ[捨禄]」

蹴飛ばす:けいとばかす・けいとべっ・けっとばかす 「九十歳(くんず)じゃが 死神(しんが)む足で 蹴(け)い飛(と)べっ [今隅くま五郎]」

蹴り開ける:けあくい・けあくっ・けいあくい・けいあくっ 「蹴(け)い開(あ)けた 足袋が優(こえ)らしゅ 挨拶(えさっ)しっ [河野楽天]」

蹴り上げる:けあぐい・けあぐっ

蹴り落とす:けいおとし

蹴り込む:けいくん・けいこん 「不意客(とざめきゃ)き 蹴(け)い込(く)だ塵(ごん)が 顔(つら)を出(で)っ [平瀬芙蓉]」

蹴り壊す:けいくやかす・けいくえっ 「呑(の)ん兵衛(べ)が娘(こ) 上戸(じょご)とん見合(みえ)は 蹴(け)い 壊(く)えっ [多田一行]」

蹴り倒す:けいかやす・けいたおし

蹴りまくる:けいたくい・けいたくっ

蹴る:けい・けっ 「泣虫坊(なけんべし) 仰向(おな)け転(まく)って 天ぬ蹴(け)っ [呆太]」

けれども:じゃっどん・じゃっどんから・じゃば 「退職(やむ)い肝(はら) じゃっどん手蔓(つて)が 邪魔(ま)じけなっ [大重爆笑]」

喧嘩:いさけ・けんくゎ 「夫婦(みと)喧嘩(いさけ) 寝(ね)い頃(こ)れなれば 仲良(なか)ゆなっ [山下明良]」

喧嘩する:いさこ 「喧嘩(いさ)こかち 女房(かか)が杓文字(めしげ)を 振(ふ)い上(あ)げっ [大西学老]」」

玄関:あがいぐっ・ふんこみ・ふんごん 「 逝(い)た亭主(とと)ん下駄(げた)は玄関(ふんご)み家(え)を守(まも)っ [江平光坊]」

玄関口:あらけんくち

健康:さかし 「食(く)も飲(の)んも 女房(かか)が下知(げ)つしっ健(さか)し五体(ごて)[稲留明天]」

健康な:さかしか 「欲(よ)か 言(ゆ)うめ 健(さか)しか身体(ごて)と 女房(かか)が居(お)っ [諸木小春]」

拳骨:げんこっ・とっこ 「 拳骨(とっこ)をば 握(にぎ)っ震(ふ)るちょい 養子(よし)亭主(とのじょ) [枦山一球]」

見当:けんと

見当違い:けんとちげ

見物:みもん

見物客:みて・みいて 「相撲(すも)あ駄目(ぼっ) 派手な塩撒(しおま)き 観客(みて)が沸(うぇ)っ [楠八重渓流]」

玄米:くろごめ・くろまえ

懸命に:やんきも 「見合(みえ)写真 親あ遮二無二(やんきも) 娘(こ)い催促(せず)っ [伊地知 孝]」

倹約:かんじゃっ 「良(ゆ)したもん 女房(かか)ん節約(かんじゃ)く亭主(とと)が飲(の)ん [瀬戸口和八久]」

倹約家:つましごろ 「倹(つま) しごろ雑巾(ざふ)きなろそな褌(へこ)をしっ [速男]」

権力者:きけじん・きれて